レコードのデータを利用する
編集したレコードのデータは、CSV形式のファイルに出力して、ほかのアプリケーションで利用できます。
また、レコードの一覧またはレコードを印刷して利用することもできます。
レコードのデータをファイルに出力する-エクスポート-
レコード一覧のデータは、CSVファイルに出力して、表計算ソフトや分析ソフトなど、ほかのアプリケーションで利用することができます。
- [データベース閲覧]画面で、CSVファイルに出力するデータベースを選択します。
- コマンドバーの
[表計算ファイルを取り込む/一覧を保存]をクリックします。 メニューが表示されます。
- レコードの一覧すべてを出力する場合は[一覧の保存]を、選択した行だけを出力する場合は[一覧の保存(選択したレコード)]を、それぞれ選択します。
[ファイルのダウンロード]ダイアログボックスが表示されます。※使用するWebブラウザーによっては、表示される画面や以降の操作方法が異なる場合があります。
- [保存]をクリックします。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。 - データを出力するフォルダーを設定し、[保存]をクリックします。
[ダウンロードの完了]ダイアログボックスが表示されます。 - [閉じる]をクリックします。
レコード一覧のデータが、指定したフォルダーにCSVファイルとして出力されます。
- ファイルの命名ルール
CSVファイルは、次のルールに従った名前で出力されます。
- データベース名_YYYYMMDD-HHMM.csv
- ファイルに出力するレコードを指定する
コマンドバーの[表計算ファイルを取り込む/一覧を保存]をクリックして表示されるメニューの[一覧の保存]では、
で設定している条件で絞り込んだレコードをファイル出力の対象にします。
一部のレコードだけをファイル出力する場合は、次のどちらかの方法で対処します。
- [絞込検索]の機能を使用して事前にレコードを絞り込み、コマンドバーの
[表計算ファイルを取り込む/一覧を保存]をクリックして表示されるメニューで[一覧の保存]を選択する
- 対象のレコードを選択し、コマンドバーの
[表計算ファイルを取り込む/一覧を保存]をクリックして表示されるメニューで[一覧の保存(選択したレコード)]を選択する
- [絞込検索]の機能を使用して事前にレコードを絞り込み、コマンドバーの
- %表示する数値フィールド・数値計算フィールドの出力
数値フィールドおよび数値計算フィールドで[%で表示する]をオン()にしている場合は、エクスポートされる値は1/100となります。また、単位は付きません。
- レコードコメント・リレーションパネルについて
レコードコメント・リレーションパネルは、CSVファイルに出力されません。
- データの出力形式について
- レコード内のフィールドは、カンマで区切られます
- エクスポートされるフィールドのデータは、それぞれダブルクォーテーションで囲まれます。
- データ内にダブルクォーテーションが含まれる場合は、そのダブルクォーテーションを二重化します。
[例]「期限は"2012/12/25"です。」というデータの場合
期限は""2012/12/25""です。
- フィールドに値が設定されていない場合は、データは出力されません。
その結果、カンマが連続して出力されることとなります。
[例]5つあるフィールドのうち、3つめのフィールドに値が設定されていない場合
"0024","2012/11/22",,"東京","大阪"
- レコード内のフィールドは、カンマで区切られます
- 明細フィールドの出力
明細フィールドは、次のように出力されます。
- 明細内の1つめのレコードは、親レコードと同じ行に出力されます。
- 2つめ以降のレコードは、その次の行から出力されます。
この行には、明細フィールド以外のフィールドに対応するデータは出力されません。
"No.","名前","年齢","家族の名前","家族の年齢"
"001","鈴木一郎","40",,
"002","佐藤二郎","45","佐藤大翔","13"
,,,"佐藤さくら","10"
,,,"佐藤遥斗","7"
"003","田中三郎","30",,
- ユーザーフィールドの出力
ユーザーフィールドは、次のように出力されます。
- ユーザーフィールドのデータは、ログインIDとユーザー名が別々のカラムで出力されます。
- 出力されるカラムの見出し部分は、次のようになります。
- ログインIDが出力されるカラム … フィールド名
- ユーザー名が出力されるカラム … フィールド名に"(ユーザー名)"をつなげたもの
- すでに削除されてるユーザーがデータとして入力されていた場合は、次のように出力されます。
- ログインID … "\DELETED"
- ユーザー名 … "(削除済ユーザー)"
"担当者","担当者(ユーザー名)"
"suzuki","鈴木一郎"
"sato","佐藤二郎"
"tanaka","田中三郎"
レコードを印刷する
表示しているレコード一覧、または[ビューアー]シートのレコードを印刷します。
※本機能は、Webブラウザーの印刷機能を利用します。
- [データベース閲覧]画面で、レコード一覧を印刷するデータベースを選択します。
[ビューアー]シートのレコードを印刷する場合は、レコード一覧で、対象のレコードを選択します。 - コマンドバーの
[一覧や選択したレコードを印刷]をクリックし、印刷する内容に応じてメニューを選択します。
- レコード一覧を印刷する
表示されたメニューから[一覧を印刷]を選択します。 - [ビューアー]シートに表示しているレコードを印刷する
表示されたメニューから[ビューアーを印刷]を選択します。
- レコード一覧を印刷する
- 必要に応じて、画面上部の印刷コマンドバーを使用して、タイトルにする文字列や、印刷する文字サイズなどを設定します。
- [印刷]
- クリックすると、Webブラウザーの[印刷]ダイアログボックスを表示します。
- タイトル
- タイトルとして印刷する内容と、文字サイズを設定します。
- タイトル
- タイトルとして印刷する内容を入力します。初期設定では、データベース名が設定されています。
- タイトルの文字サイズ
- タイトルの文字サイズを、7~32px(ピクセル)の範囲で設定します。
- 表の文字サイズ
- 印刷する内容部分の文字サイズを設定します。
7~32px(ピクセル)の範囲で設定します。 - 印刷件数
- 印刷するレコードの件数を、右端の▼をクリックして表示される一覧から選択します。
10・20・30・50・100・200・500・1000から選択します。※[一覧を印刷]を選択した場合に表示されます。
- 表示切替
- [印刷件数]の設定に応じて、表示ページを切り替えます。
中央に、表示しているレコードの範囲とレコードの全件数が(○-○○/○○件)のように表示されます。
[先頭ページ]/
[前のページ]/
[次のページ]/
[最後のページ]をクリックしてページを切り替えます。
または、(○-○○/○○件)をクリックしてページ切替用のスライダーを表示し、つまみ()をドラッグして表示ページを切り替えます。
※[一覧を印刷]を選択した場合に表示されます。
- 設定が完了したら、印刷コマンドバーの[印刷]をクリックします。
Webブラウザーの[印刷]ダイアログボックスが表示されます。 - 部数や用紙サイズなどを設定し、[印刷]をクリックします。
レコード一覧、または[ビューアー]シートのレコードが印刷されます。
- レコード一覧を印刷するときのヒント
- 一覧印刷するレコードを指定する・レコードを並べ替えた状態で印刷する
印刷用のWebブラウザーが起動した直後は、[データベース閲覧]画面で表示していたページが、その表示状態を引き継いで表示されます。
一部のレコードだけを印刷したり、並べ替えて印刷したりしたい場合は、事前に[絞込検索]や[並べ替え]の機能を使用して、レコードを絞り込んだり、並べ替えたりしておきます。
※[データベース閲覧]画面の[グループ表示]の状態は反映されません。
- レコード一覧を印刷するページを切り替える
印刷用のWebブラウザーが起動した直後に表示されていないページの一覧を印刷する場合は、印刷コマンドバーで表示ページを切り替えるか、印刷件数を変更します。
- 印刷する内容が用紙に収まるか確認する
印刷する前に、Webブラウザーの印刷プレビュー機能で、印刷する用紙に収まるか確認します。
収まらない状態で印刷すると、非常に多くの用紙を消費することがあるので注意してください。
用紙に収まらない場合は、次の対処をして収まるか確認します。- Webブラウザーの印刷プレビュー画面で、用紙を横に設定する
- Webブラウザーの印刷プレビュー画面で、印刷倍率を変更する
- 印刷コマンドバーの[表の文字サイズ]で、内容部分の文字サイズを現在の値より小さくする
- コマンドバーの[表示]をクリックして表示されるメニューから[表示フィールド]を選択して、不要なフィールドをオフ(
)にする
- ハイライトで指定したスタイルで印刷する
ハイライトで指定したスタイルを印刷しようとして、スタイルが印刷されない場合は、Webブラウザーで次の設定を確認します。
- Internet Explorerの場合
[ツール-インターネットオプション]を選択し、表示されるダイアログボックスの[詳細設定]シートで[印刷]の[背景の色とイメージを印刷する]をオン()にする。
- Firefoxの場合
[ファイル-ページ設定]を選択し、表示されるダイアログボックスの[書式とオプション]シートで、[背景色と背景画像も印刷]をオン()にする。
- Internet Explorerの場合
- 一覧印刷するレコードを指定する・レコードを並べ替えた状態で印刷する
- ビューアーを印刷するときのヒント
- リレーションパネルの印刷するページを切り替える
リレーションパネルは、[データベース閲覧]画面で表示していたページが、印刷用のWebブラウザーに引き継がれて表示されます。
このため、特定のページを含んで印刷するときは、あらかじめ[データベース閲覧]画面で対象のページを表示しておきます。対象のページが表示されていることを確認し、[ビューアーを印刷]を実行します。
- リレーションパネルの印刷するページを切り替える
レコードから帳票ファイルを作成する
選択されているレコードから帳票ファイルを作成します。
帳票ファイルには、レコード単位で帳票を作成する「帳票作成」と、複数レコードから帳票を作成する「レポート作成」があります。
※UnitBaseでは、帳票テンプレートファイルとして用意したExcelファイルにレコードの内容を反映して、帳票ファイルを作成します。帳票作成とレポート作成で、使用する帳票テンプレートファイルの種類は異なります。
レコード単位で帳票を作成する
- [データベース閲覧]画面で、帳票を作成するレコードを選択します。
- コマンドバーの
[帳票またはレポートを作成]をクリックし、表示されるメニューの[帳票]以下から作成する帳票を選択します。
作成された帳票ファイルがダウンロードされます。
※複数のレコードを選択して帳票を作成した場合は、帳票ファイルがZIPファイルにまとめられてダウンロードされます。
- データベース内のすべてのレコード、または絞り込まれたすべてのレコードから帳票を作成する場合
レコード一覧のページ内に表示されたすべてのレコードを選択して、コマンドバーの[帳票またはレポートを作成]をクリックします。
レコード一覧が複数ページにわたる場合は、帳票の作成対象を確認するメッセージに、[レコード全件]または[絞り込み全件]が表示されます。
すべてのレコードから帳票を作成する場合は、[レコード全件]または[絞り込み全件]をクリックすると、帳票の一括作成画面が表示されます。
作成された帳票をダウンロードするには、選択した分割数に応じて表示される「○~○件」のリンクをクリックします。
一覧に表示されたレコードからレポートを作成する
- [データベース閲覧]画面で、コマンドバーの
[帳票またはレポートを作成]をクリックし、表示されるメニューの[レポート]以下から作成するレポートを選択します。
レコード一覧を元に作成された、レポートのファイルがダウンロードされます。
選択したレコードからレポートを作成する
- [データベース閲覧]画面で、帳票を作成するレコードを選択します。
- コマンドバーの
[帳票またはレポートを作成]をクリックし、表示されるメニューの[レポート]以下から作成するレポートを選択します。
レコード一覧で選択されたレコードを元に作成された、レポートのファイルがダウンロードされます。
- 帳票作成は、システム全体で同時に10件まで処理できます。
10件を超えて処理を実行しようとした場合は、メッセージが表示されて処理が中止されます。