データベースを作成する
データベースを作成します。UnitBaseでは、次の4つの方法でデータベースを作成できます。
- 方法1:白紙から作成する
項目に応じたフィールドを自由に配置して作成します。 - 方法2:表計算ファイルから作成する
表計算ファイルのデータを、項目として取り込んで作成します。 - 方法3:テンプレートから作成する
データベーステンプレートファイルを利用して、新しいデータベースを作成します。 - 方法4:既存のデータベースを複製する
作成済みのデータベースを複製して、別のデータベースを作成します。
※データベースの項目とする内容は、事前に整理しておくと操作をスムーズに進めることができます。
白紙から作成する
データベースを、何もない白紙の状態から作成します。
入力欄など、項目に応じたフィールドを配置して、自由にデータベースを作成できます。
[1]白紙から作成する状態にする
- [ホーム]画面のフォルダー一覧で、データベースを格納するフォルダーを選択します。
選択したフォルダーに、新しくデータベースが作成されます。 - [ホーム]画面のコマンドバーで、
をクリックします。
[新しいデータベースを作る]ダイアログボックスが表示されます。 - [保存先]でデータベースを作成する場所を確認します。
- データベースの作成先を変更する
[保存先]のフォルダー名の表示欄をクリックします。表示された一覧から、保存先を選択します。をクリックして、新しいフォルダーを作成することもできます。
- データベースの作成先を変更する
- [データベース名]に、作成するデータベースの名前を入力します。
全角・半角を問わず40文字以内で設定します。 をクリックします。
[データベース編集]画面に切り替わり、データベースを白紙の状態から作成できる状態になります。
※[ホーム]画面または[データベース閲覧]画面で、データベース一覧上部の をクリックするのも同じ機能です。
なお、[データベース閲覧]画面でデータベースを作成する場合、作成先のフォルダーの変更はできません。
[2]データベースにフィールドを配置する
- 画面左側に[新しいフィールド]シートが表示されていることを確認します。
白紙からデータベースを作成するときは、[新しいフィールド]シートにあるフィールドを、内容に応じて配置していきます。 - [文字列(1行)]など、項目にするフィールドにポインターを合わせ、画面右側の白紙の領域までドラッグします。
マウスのボタンを離すと、[新しいフィールドを作る]ダイアログボックスが表示されます。 - [フィールド名]に、項目の名前を入力します。
全角・半角を問わず40文字以内で設定します。 - 必要に応じて、そのほかの内容も設定します。
設定が必要な内容は、フィールドの種類によって異なります。 - 設定が完了したら、[OK]をクリックします。
設定したフィールド名で、設定した内容の項目がデータベースに作成されます。 - 作成したい項目の数だけ、操作2~5.を繰り返します。
表計算ファイルから作成する
CSVなど、表計算ファイルがある場合は、そのデータを利用してデータベースを作成できます。
データを取り込むときに、データベースの項目にするフィールドを指定したり、取り込むフィールドの詳細を設定したりできます。
- 取り込みができるファイルの形式は、次のとおりです。
- CSV形式(.csv)*1
- Microsoft Excel 97-2003 ブック形式(.xls)*2
*1 文字コードはシフトJISにだけ対応しています。*2 利用できるのは1枚目のシートにあるデータだけです。2枚目以降にあるシートのデータは利用できません。 - 取り込みができるファイルのサイズは、CSV形式は200MBまで、Excel形式は20MBまでです。
- 取り込むファイルのデータは、UnitBaseの各フィールドに取り込める書式で記述されている必要があります。
また、Excel形式のファイルの場合、使用されている関数によっては、UnitBaseにデータを取り込めない場合があります。
[1]表計算ファイルから作成する状態にする
- [ホーム]画面のフォルダー一覧で、データベースを格納するフォルダーを選択します。
選択したフォルダーに、新しくデータベースが作成されます。 - [ホーム]画面のコマンドバーで、
をクリックします。
[新しいデータベースを作る]ダイアログボックスが表示されます。 - [保存先]でデータベースを作成する場所を確認します。
- データベースの作成先を変更する
[保存先]のフォルダー名の表示欄をクリックします。表示された一覧から、保存先を選択します。をクリックして、新しいフォルダーを作成することもできます。
- データベースの作成先を変更する
- [データベース名]に、作成するデータベースの名前を入力します。
をクリックします。
[表計算ファイルの取り込み]ダイアログボックスが表示されます。
以降、画面に従って、取り込むファイルや項目を設定します。
※[ホーム]画面または[データベース閲覧]画面で、データベース一覧上部の をクリックするのも同じ機能です。
なお、[データベース閲覧]画面でデータベースを作成する場合、作成先のフォルダーの変更はできません。
[2]表計算ファイルからデータを取り込む
- [ファイル名]に、取り込む表計算ファイルを設定します。
[参照]をクリックし、表示された一覧から、目的のファイルを選択して[開く]をクリックします。
選択したファイルが読み込まれ、画面下部のプレビューの領域に内容が表示されます。
- [フィールド名にする行]の▼をクリックし、フィールド名にする行を一覧から選択します。
フィールド名にする行がない場合は、[なし(直接入力)]を選択し、フィールド名を直接入力します。- フィールド名を直接入力する
プレビューに表示されている内容の、[フィールド名]の空欄部分に、それぞれの名前を直接入力します。
- フィールド名を直接入力する
- [レコードとして取り込む行]で、レコードとして取り込む行を確認します。
[フィールド名にする行]の設定と連動して、行数が設定されます。必要に応じて、取り込む行を変更します。 - [フィールドの種類]で、各フィールドの種類を設定します。
直後は、[文字列(1行)]の状態になっています。ボタンをクリックし、表示された一覧から種類を選択します。- データベースの項目からフィールドを外す
[フィールドの種類]でフィールドの種類を選択するときに、[取り込まない]を選択します。
- フィールドの詳細を設定する
[フィールドの種類]の右側にあるをクリックします。
選択したフィールドに応じて、フィールドに関する詳細を設定できます。
- データベースの項目からフィールドを外す
- [取り込めない行があった場合の処理]の▼をクリックし、表示された一覧から、データを取り込めなかったときの処理を選択します。
- スキップして最後の行まで取り込む
取り込めなかった行を飛ばして、最後の行まで取り込みます。 - 取り込めない行があった時点で中止する
取り込めない行があった場合は、その時点で取り込みを中止します。
- スキップして最後の行まで取り込む
- 設定が完了したら、[取り込む]をクリックします。
[データベース閲覧]画面に切り替わり、設定したファイルが、データベースとして取り込まれます。
なお、データを取り込んでいる間は、取り込み中を示すアイコンがヘッダーのデータベース名の部分で動作しています。取り込みが完了するまでしばらくお待ちください。- データの取り込み結果を知る
データの取り込み結果は、[ホーム]画面の[通知情報]ページに「取り込み状況」として通知されます。
結果の通知をクリックして、該当の[データベース閲覧]画面へ切り替えることができます。
※取り込み状況の通知を消去するには、吹き出しの右上にある[×]をクリックします。
- データの取り込みを中止する
データの取り込みを中止するには、[ホーム]画面の[通知情報]ページを表示し、「取り込み状況」にある取り込み中のデータベースの吹き出し内にある[中止]をクリックします。
いったん取り込みを中止すると、再開することはできません。
[中止]は取り込みが完了していると表示されません。
- 取り込んだファイルに問題があったとき
取り込めなかったレコードがあったときは、問題の詳細を知らせる画面が表示されます。
原因を確認し、ファイルを修正したりフィールドの種類を変更したりしてからもう一度取り込みを実行します。
※問題の詳細を知らせる画面で、[このエラーをホーム画面に残しておく]をオン(
)にすると、取り込み結果を[ホーム]画面の[通知情報]ページに残しておくことができます。
- データの取り込み結果を知る
テンプレートから作成する
データベーステンプレートを利用してデータベースを作成します。データベーステンプレートを利用すると、ルックアップやデータベースリンクなどの依存関係を維持したまま、複数のデータベースを一気に作成できます。
[1]テンプレートから作成する状態にする
- [ホーム]画面のフォルダー一覧で、データベースを格納するフォルダーを選択します。
選択したフォルダーに、新しくデータベースが作成されます。 - [ホーム]画面のコマンドバーで、
をクリックします。
[新しいデータベースを作る]ダイアログボックスが表示されます。 - [保存先]でデータベースを作成する場所を確認します。
- データベースの作成先を変更する
[保存先]のフォルダー名の表示欄をクリックします。表示された一覧から、保存先を選択します。をクリックして、新しいフォルダーを作成することもできます。
- データベースの作成先を変更する
をクリックします。
[テンプレートから作成]ダイアログボックスが表示されます。
以降、画面に従って、取り込むファイルや項目を設定します。
※[ホーム]画面または[データベース閲覧]画面で、データベース一覧上部の をクリックするのも同じ機能です。
なお、[データベース閲覧]画面でデータベースを作成する場合、作成先のフォルダーの変更はできません。
[2]データベースを作成する
- [ファイル名]に、データベーステンプレートファイルを設定します。
[参照]をクリックし、表示された一覧から、目的のファイルを選択して[開く]をクリックします。
選択したファイルが読み込まれ、画面下部のプレビューの領域に内容が表示されます。
- データベーステンプレートファイルの内容を確認したら、[作成]をクリックします。
作成結果を示すメッセージが表示されます。
[閉じる]をクリックすると、[ホーム]画面に切り替わってデータベースを作成したフォルダーが表示されます。
作成するデータベースの数や関連要素の数が多い場合は、作成を完了するまでに時間がかかることがあります。
データベースの作成を完了するまで、しばらくお待ちください。
- データベーステンプレートに問題がある場合
問題の詳細を伝える画面が表示されます。
- データベーステンプレートに問題がある場合
既存のデータベースを利用して作成する
作成済みのデータベースとよく似た内容で別のデータベースを作成するときは、データベースを複製して利用します。
- 複製して作成されるデータベースには、複製元のデータベースに設定されているアクセス権は引き継がれません。また、複製元のデータベースのレコードは複製されません。
- 決裁データベースを複製して作成されるデータベースは、決裁情報がすべて削除された通常のデータベースとなります。
[1]データベースの複製を作成する
- [ホーム]または[データベース閲覧]画面のデータベース一覧で、複製したいデータベースにポインターを合わせます。
右端にマークが表示されます。
マークをクリックし、表示されたメニューから[複製]を選択します。
[データベースの複製]ダイアログボックスが表示されます。- [複製先]で、データベースの複製を作成する場所を選択します。
- [データベース名]に、新しいデータベース名を入力します。
- 設定が完了したら、[複製する]をクリックします。
指定した場所に、設定した名前でデータベースが複製されます。
複製したデータベース一覧を表示するか確認するメッセージが表示されます。 - 複製したデータベースを見るときは、[はい]をクリックします。
[データベース閲覧]画面に切り替わり、複製したデータベースが表示されます。※[データベース閲覧]画面で、同じフォルダーに複製したときは、確認メッセージは表示されません。すぐに複製したデータベースに表示が切り替わります。
[2]複製したデータベースを編集する
複製したデータベースを、作成したいデータベースの内容に編集します。
項目名を変更したり、項目を追加・削除したりします。
- 画面右上部の
をクリックします。
[データベース編集]画面に切り替わります。 - データベースの内容を編集します。
- 項目名を変更する
- 名前を変更したい項目にポインターを合わせ、右端に表示される
マークをクリックします。メニューが表示されるので、[フィールドの編集]をクリックします。
[フィールドの編集]ダイアログボックスが表示されたら、[フィールド名]の名前を変更して[OK]をクリックします。 - 項目を追加する
- 白紙からデータベースを作成するときと同様に、[新しいフィールド]シートから、項目を画面右側の領域へドラッグします。
- 項目を削除する
- 削除したい項目にポインターを合わせ、右端に表示される
マークをクリックします。メニューが表示されるので、[フィールドの削除]をクリックします。