レコードを追加する
選択したデータベースに、レコードを追加しデータを入力します。
表計算ソフトなどでデータを編集していた場合は、そのファイルの内容をデータベースに取り込んで利用することもできます。
レコードを追加する
選択しているデータベースにレコードを1件ずつ追加し、データを入力できるようにします。
- [データベース閲覧]画面で、コマンドバーの
をクリックします。
[新しいレコード]ダイアログボックスが表示されます。 - それぞれの設定欄に、必要なデータを入力します。
フィールドの種類に応じて、一覧から選択したり、値を取得したりします。 - 設定が完了したら、[保存して閉じる]をクリックします。
設定した内容のレコードが追加されます。 - データの入力が必要な件数分、操作1.~3.を繰り返します。
- 画面を閉じずにレコードの内容を保存する
[保存して閉じる]をクリックする代わりに[保存]をクリックすると、ダイアログボックスを閉じずにレコードの内容を保存できます。
自動採番フィールドや計算フィールドなど、プログラムで自動的に処理される値が反映され、その内容を確認することができます。 - 連続してデータを入力する
入力したデータを保存して、次のデータを続けて入力できる状態にすることができます。
[保存して閉じる]をクリックする代わりに、[保存して次へ]をクリックします。
- 入力のヒントを参照する
データベースの所有者などにより、フィールドに対して[入力のヒント]が設定されている場合は、その内容を参照して入力の手がかりにします。
設定されている場合は、該当フィールドの設定欄にポインターを合わせると、説明がツールチップで表示されます。 - 入力を制限される文字種を確認する
文字列(1行)フィールドや文字列(複数行)フィールドの入力欄の左側にが表示されている場合は、そのフィールドに入力できる文字種が制限されています。
をクリックすると、文字種の制限をアイコンで示す吹き出しが表示されます。
アイコンの意味は、次のとおりです。
許可 禁止 文字種 全角文字すべて 半角文字すべて 全角英大文字 半角英大文字 全角英小文字 半角英小文字 全角数字 半角数字 全角カタカナ 半角カタカナ 全角ひらがな 任意の文字/記号
アイコンにポインターを重ねると、制限されている文字が表示されます。
- ルックアップキーに値を入力する
ルックアップキーフィールドを使用している場合、入力方法が異なります。次のように値を設定します。 - 現在のレコード数を確認する
明細レコードの数を含めた現在のレコード数は、[データベースの情報]ダイアログボックスで確認できます。
- リレーションパネルから参照先データベースのレコードを追加する
リレーションパネルのをクリックすると、参照先データベースの[新しいレコード]ダイアログボックスが表示されます。
表示されたダイアログボックスで、リレーションパネルに表示している参照先データベースにレコードを追加できます。※参照先データベースに対して、レコードの作成権が必要です。
※参照先データベースが決裁データベースの場合、リレーションパネルからレコードの追加はできません。
も表示されません。
既存のレコードを複製して追加する
すでに存在するレコードと似たデータは、複製したレコードのデータを編集して追加すると、手間が省けます。
- レコード一覧で、複製したいレコードを選択します。
- [データベース閲覧]画面で、コマンドバーの
をクリックします。
選択したレコードの内容が反映された、[新しいレコード]ダイアログボックスが表示されます。 - データを変更する必要がある項目は、設定欄の内容を編集します。
フィールドの種類に応じて、一覧から選択したり、値を取得したりします。 - 設定が完了したら、[保存して閉じる]をクリックします。
設定した内容のレコードが追加されます。
- 「ファイル」フィールドと「画像」フィールドの値は複製されません。
- 選択したレコードの値を元に、連続してレコードを作成する
入力したデータを保存して、次のデータも選択したレコードを元に入力することができます。
[保存して閉じる]をクリックする代わりに、[保存して次へ]をクリックします。
ファイルからデータを取り込む-インポート-
大量のレコードを追加するときは、表計算ファイルなどでデータを作成して、そのファイルをデータベースに取り込みます。
表計算ファイルのデータを取り込むときに、取り込む項目を指定することができます。
- 取り込みできるファイルの形式は、次のとおりです。
- CSV形式(.csv)*1
- Microsoft Excel 97-2003 ブック形式(.xls)*2
*1 文字コードはシフトJISにだけ対応しています。*2 利用できるのは1枚目のシートにあるデータだけです。2枚目以降にあるシートのデータは利用できません。 - 取り込みできるファイルのサイズは、CSV形式は200MBまで、Excel形式は20MBまでです。
- 取り込むファイルのデータは、UnitBaseの各フィールドに取り込める書式で記述されている必要があります。
また、Excel形式のファイルの場合、使用されている関数によっては、UnitBaseにデータを取り込めない場合があります。
- Excelでパーセント表示したデータを取り込む場合
CSV形式(.csv)ではなくExcel形式(.xls)のファイルを使用し、UnitBaseの取り込み先を数値フィールドにします。
取り込んだあとで数値フィールドの設定で[%で表示する]をオン()にすると、UnitBaseでもパーセント値として扱えるようになります。
- [データベース閲覧]画面で、コマンドバーの
[表計算ファイルを取り込む/一覧を保存]をクリックし、表示されるメニューで[表計算ファイルを取り込む]を選択します。
[レコード追加用インポートファイルの取り込み(表計算ファイル、CSVファイル)]ダイアログボックスが表示されます。 - [ファイル名]に、取り込む表計算ファイルを設定します。
[参照]をクリックし、表示されたファイル選択ダイアログボックスの一覧から、目的のファイルを選択して[開く]をクリックします。
選択したファイルが読み込まれ、画面下部のプレビューの領域に内容が表示されます。
- [レコードとして取り込む行]で、レコードとして取り込む開始行を確認します。
必要に応じて、取り込みを開始する行を変更します。 - [取り込み先のフィールド]で、どのフィールドのデータとして取り込むかを設定します。
ボタンをクリックし、表示された一覧から取り込み先のフィールドを選択します。- データを取り込まないようにする
[取り込み先のフィールド]でフィールドを選択するときに、[取り込まない]を選択します。
- フィールド名の自動選択
[フィールド名の自動選択]をクリックすると、インポートするファイルの[レコードとして取り込む行]の1つ上の行にある文字列を[取り込み先のフィールド]の選択肢と比較します。ファイル内の文字列と一致する選択肢があれば、[取り込み先のフィールド]でその選択肢が選択されます。一致する選択肢がない場合は、[取り込まない]が選択されます。
- データを取り込まないようにする
- [取り込めない行があった場合の処理]の▼をクリックし、表示された一覧から、データを取り込めなかったときの処理を選択します。
- スキップして最後の行まで取り込む
取り込めなかった行は飛ばして、最後の行まで取り込みます。 - 取り込めない行があった時点で中止する
取り込めない行があった場合は、その時点で取り込みを中止します。
- スキップして最後の行まで取り込む
- 設定が完了したら、[取り込む]をクリックします。
[データベース閲覧]画面に戻り、指定したファイルが、選択しているデータベースにレコードのデータとして取り込まれます。
なお、データを取り込んでいる間は、取り込み中を示すアイコンがヘッダーのデータベース名の部分で動作しています。取り込みが完了するまでしばらくお待ちください。
- データの取り込み結果を知る
データの取り込み結果は、[ホーム]画面の[通知情報]ページに「取り込み状況」として通知されます。
結果の通知をクリックして、該当の[データベース閲覧]画面へ切り替えることができます。
※取り込み状況の通知を消去するには、吹き出しの右上にある[×]をクリックします。
- データの取り込みを中止する
データの取り込みを中止するには、[ホーム]画面の[通知情報]ページを表示し、「取り込み状況」にある取り込み中のデータベースの吹き出し内にある[中止]をクリックします。
いったん取り込みを中止すると、再開することはできません。
[中止]は取り込みが完了していると表示されません。
- 取り込んだファイルに問題があったとき
取り込めなかったレコードがあったときは、問題の詳細を知らせる画面が表示されます。
原因を確認し、ファイルを修正したりフィールドの種類を変更したりしてからもう一度取り込みを実行します。
※問題の詳細を知らせる画面で、[このエラーをホーム画面に残しておく]をオン(
)にすると、取り込み結果を[ホーム]画面の[通知情報]ページに残しておくことができます。